魔法少女育成計画ラノベ小説の面白さや感想など全体的レビュー
2017/02/21
原作:遠藤浅蜊によるライトノベル
「魔法少女育成計画」作品。
2016年10月には無印の魔法少女育成計画をもとに
テレビアニメも放送されました。
そんな魔法少女育成計画ですが
そもそも魔法少女育成計画は面白いのか?
どんなところに見どころ(読みどころ)や
魅力があるのかをご紹介できればと思います。
(因みに、ネタバレではないからね!!)
魔法少女育成計画とは?残酷なのか?
魔法少女というと、魔法を使って悪者をやっつけたり
魔法を使ってみんなのヒーロー(ヒロイン)に
なったりするのが一般的というかそういったイメージがします。
しかし、この魔法少女育成計画(以下:まほいく)は
そんなファンタジー感があふれたりしません。
ある意味残酷です。
これは、原作者の遠藤浅利氏がマルイノ氏との
対談(このマンガWEBより)でもコメントしていたように
”禁じ手なし”というのが好きらしい。
というのも、魔法少女は”見えない何か”で守られていて
ひどい目には合わないだろうという「お約束」てきな
ものが好きではないとの事だ。
その結果、魔法少女の残酷なシーンが生まれのか・・・。
ただ、はなっから魔法少女が酷い目に合うのではなく
結果的そうなってしまうといったコンセプトもあるそうだ。
私自身、まほいくを読んで感じたのだが
魔法少女という夢物語的で非現実的な存在なのに
現実的な世界観があるのは確かだと思う。
これも、「お約束」を抜きにし、且つ「結果的に」
という遠藤浅利氏の作り込み故なのだろうか。
ストーリー展開
まほいくのストーリー展開は個人的な意見なのだが
「推理小説」的な感じがします。
(そんなに推理小説読まないけど;;;)
無印は言それほどそんな感じではないのだが
restart以降は特に推理小説感がする。
真の黒幕の存在を隠すように
他の存在を悪者のように見せる。
しかし、ストーリー中盤~終盤の間あたりで
真の黒幕の正体が判明する。
序盤~中盤はそのための伏線。
終盤は黒幕の正体が判明し戦いが激化。
といった感じ。
特にrestartはこれが2重3重にくまれていて面白い!
全体的な感想
う~ん、一言で表すなら「文字のミスディレクション」です。
少しネタバレになってしまうかもしれませんが
「○○は○○にいるよ!」て感じ(笑)
全部表しちゃうとまだ読んでない人はつまらなく
なってしまうかもしれないので・・・。
ヒントは、「意外と敵って想像しちゃうもんです」ってことww
まあ、まほいくは面白いです。
特に中盤の終わりあたりからググッと来ます(笑)